豚舎ごとのオールイン・オールアウトは現在の養豚には必要不可欠な作業です。豚を豚舎内からすべて移動させ、徹底的な洗浄・消毒・乾燥を実施し、清潔な環境に健康な豚を導入することが、その後の発育に大きな結果を残します。
ホーム事業への取り組み
事業への取り組み
定時定量出荷を可能にする人工授精
雄豚の微妙な体調変化に左右される自然交配に比べ、人工授精は季節による変動も少なく極めて安定的な生産を可能に致しました。弊社では欧米並みの90%を超える部分を人工授精に切り替えました。
従来の品種では考えられないTOPIGSの能力
弊社では2010年より、滑川ファームにオランダ原産のTOPIGSを試験的に導入したところ、今までの常識をはるかに超える繁殖能力を発揮致しました。2015年からは中条ファーム、ダイイチファームにも導入し、農場全体がTOPIGSに切り替わる日も遠くはないと考えています。
リキッドフィーディングシステムの優位性
弊社では現在3農場にリキッドフィーディングシステムを導入し、出荷豚の約70%を占めています。このシステム導入により、従来の配合飼料のドライフィードに比べ、豚の消化率が格段に向上し、豚舎内のホコリも格段に減った上に、呼吸器障害の発生も激減しました。また、今までは飼料化が困難であった液状の原料も有効に活用することが可能となりました。
定期的なコンサルタントによる生産現場のチェック体制
弊社では現在コンサルタントとして2名の獣医師と契約しています。日頃私達が細心の注意を払って管理している現場を、2か月に1度チェックして頂き、協議を重ねて改善しています。お二方とも養豚に関する知識が豊富で、とても信頼しています。